くらげの会

日時:令和6年2月2日(金)~2月4日(日)  場所:肘折温泉方面
 
 
令和六年度クラゲの会 / 続木 剛
 初めてクラゲの会に参加させてもらいました。♨マークを逆さにしてクラゲと呼ぶという話は旅先で初めて知りましたが、秘湯を旅する会という事でピッタリのネーミングです。
 さて今回の秘湯は山形にある肘折温泉、ということで先ずは松山空港から伊丹空港、そこから仙台空港へ飛びました。仙台空港の周囲は建物も少なく更地が多い、そうか!東北の震災の時はここまで水が来たんだ。空港の建物には浸水時のレベル表示がありその高さに驚きました。
 
 そこから牛タンの名店に、やはり仙台と言えば牛タンでしょう?温泉とグルメとお酒を堪能するクラゲの会では避けれません。その後一路バス山形へ、地元の名酒、出羽桜をしっかり堪能しその後秘湯、肘折温泉に向かいます。トンネルを抜けたら雪景色!だったのですが地元の人から言わすと暖冬で全然雪が少なく、名物の雪の壁もない状態、普段なら谷底の温泉郷までバスは行けずピストンで送迎されるのに徒歩可能な場所まで寄れてしまいました。
  さて肘折は本当に秘湯感に溢れてました。寂れっぷりが半端ない旅館でしたがこれも旅の醍醐味。泉質は素晴らしく実は直前にぎっくり腰を発症していた私の腰はかなり楽になりました。何より雪にもかかわらず浴衣とスリッパでこの町1軒しかない謎めいた居酒屋に繰り出した大先輩のケガも恐れない勇気には皆頭が下がる思いでした。
 
 秘湯肘折を後にして翌日は銀山温泉を散策、これぞ温泉街という大正ロマン漂う素晴らしい光景にインバウンドで観光客の大半が日本人じゃないという中、筆者は果敢にも足湯を堪能。その後最上川下りの遊覧船へ、能瀬会長が雑魚に感じてしまう位素晴らしいトークを繰り広げる船頭さんと最上川の風景を楽しみながら食事と当然酒を堪能する贅沢な時間を過ごしました。 
 最後は仙台に戻りここでは本当にグルメな食と酒を堪能し東北の夜を満喫したのでした。初めての参加でどうなるかと思ってましたが誠に楽しいクラゲの会の旅でした。ご一緒した皆さま、大変お世話になりました。


      

 
 
 

 
日時:平成30年11月17日(土)~11月18日(日)  場所:飛騨高山方面
 
 
  くらげの会飛騨高山紀行        加藤久博
 
 11月17日(土)午前6時11分発のしおかぜ4号に乗って、新居浜から岡山、名古屋を経由して終点、高山駅到着が13時10分でした。
 
 7時間の電車の旅です。車内では、永易明洋さんの奥様が準備して頂いたお菓子、おつまみをあてにお酒、ビールを飲みながら、和気あいあいと時間を感じさせない電車の旅となりました。高山駅からは、濃飛バスの路線バスに乗り、停留所事に停車しながら1時間半バスに揺られて到着したのが、新穂高ロープウェイ乗り場です。
 
 少し到着が遅れたために最終のロープウェイに乗りました。展望台に到着した時は、霧で全く景色が見えないという残念な結果でしたが、展望台まで行けたという達成感がありました。
 
 予定より少し遅れて旅館、奥飛騨薬師のゆ本陣に着き、直ぐに温泉に入りました。温泉の温度は少し高めでしたが、透明で肌がスベスベになる良いお湯でした。宴会では地元の食材をつかった素朴ですが、味付けが良くおいしいお酒とよくあった美味しい料理を頂きました。
 
 宴会後は山奥の為どこにも行かず、部屋でゆっくりして早めに就寝しました。翌日は高山にしては暖かく晴天で、市内を徒歩で散策しました。高山朝市では新鮮な野菜、果物など販売をしていて、観光客で賑わっていました。特に中国や東南アジアからの観光客が多く、色々な言語が飛び交っていました。
 
 昼食は飛騨牛のステ-キを頂き、地酒を飲んでほろ酔いで1時間ほど買い物をして高山駅に集合して、長い電車の旅で新居浜に無事に帰ってきました。
 
 今年も土岐計一会長始め総勢10名の参加で、全ての旅程を公共交通機関を使った旅行でした。普段は自家用車での旅行が多い私には、新鮮で新しい発見の多い旅行となりました。        

 
 
 
  
 
日時:平成30年1月19日(金)~1月21日(日)  場所:乳頭温泉と蔵王・山形方面
 
 
くらげの会 「乳頭温泉と蔵王・山形の旅」          伊藤嘉秀
 
 1月19日から21日にかけて2泊3日で、毎年恒例となっているくらげの会の旅行に行って参りました。メンバーは、土岐計一会長を中心とする酒豪11名です。
 
 19日は、朝5時20分に商工会館に集合し、松山空港から伊丹空港経由で仙台空港へ向かいます。ところが伊丹空港は、経由の計画でしたが、乗り換えに1時間の待ち時間があると、早速宴会が始まりました。
 
 空港通路の真ん中にある喫茶カウンターに10人が並び、他のお客さんはモーニングセットを注文するところ、私たち酒豪はビールセットから入ります。2杯目はビールの方もいれば、ハイボールを頼み、ハイボールの味が薄いと濃いめは出来ないかと3杯目。朝の9時に我儘な客に居座られ、お店のお嬢さんも呆れ顔です。
 
 流石に飛行機内では静かに眠りについた酒豪一行は、仙台空港に就くや昼食の話題になります。牛タンにするか、東北の海鮮にするか、牛タンは最終日に予定しているからお寿司にしよう。「龍ちゃん(伊藤龍一さん)ええ店知っとるで、スマホで見つけといてよ。」飲む食うの話はしても、作業は人任せ。
龍一さんは、責任重大です。しかし良い店を発見、仙台駅地下にある寿司店を予約してくれました。
 
 仙台駅では、昨年まで会員であった檜垣孝志さんが東京から合流、予定の11人になって賑やかさも倍増。寿司店では、ビールで乾杯するもたちまち地酒をご所望。一種類目の酒は辛口でうまい。ニ種類目は、お店のお姉さんのお勧め、これも美味い。3種類目へ行く前に、一種類目のほうが良かったかもで三杯目。ええい一番高い酒もやっとくかで四杯目。途中、チェイサー代わりにビールも、ハイボールもやってしまえ。まだ出発して8時間ほどで、この有様。
 
 旅は続き電車とバスを乗り継いで田沢湖近くの乳頭温泉へ。乳白色のいい湯でした。は、一時の話で晩飯は寒いから熱燗がええのと朝から同じペースで初日は終わり、2日目は、山形へ移動、昼食は車中で駅弁をつまみに大宴会、他のお客さんのことなんか知りません。目的地、蔵王ロープウェイで頂上近くへ着くも大吹雪で外に出たのは5秒程。夕食に3人のコンパニオンは、酒の注文役で大忙し。
 
 3日目予定されていた昼食の牛タン店へまっしぐら、飲むも食うも人生最後の食事かと思うほど、あれもこれもやってしまえ。
 
酒豪一行の東北荒らしの旅は、終わりに近づくのです。松山空港に着いた一行は、何もなかったように、出張でも行っていたかの顔で無事新居浜へ帰ってくるのでした。
 
 買い出し担当の龍一さん、会計の永易さん、引率者 土岐会長お疲れ様でした。次回を楽しみに致します。合掌

 
 
 
 
 
日時:平成28年12月3日(土)~12月4日(日)  場所:大阪・神戸方面
 
 
くらげの会懇親旅行「ゆ~っくり神戸の夜」を終えて 
                                     伊 藤 嘉 秀
 師走というのに生暖かい12月3日土曜日の朝、8時に新居浜駅に集合し、早速永易明洋さんから往復の切符と10種類ほどのおつまみを混ぜて一袋に用意して頂いたおやつを受け取って出発です。
 
 特急しおかぜに乗り込むと、これも早速缶ビール500mlを頂戴しプシュッと蓋を開けた午前8時30分楽しい旅行が始まりました。
 
 初日のメインは、大阪の「よしもと新喜劇」の観劇でした。劇場入り前に、ホール1階で待ち時間の間に串揚げと生ビールを頂き、ホールの客席に座ったところで弁当を開けて昼食を頂きます。こうなるとすっかりお昼寝気分です。
 
 新喜劇開演前の前座として漫才を数組やってくれますが、うとうとしてすっかり耳に入りません。しかし眼を覚ましてくれたのがオール阪神・巨人とトミーズで大笑い。その後新喜劇の始まりです。タイトルは、「すち子の夢も希望もジャンボで行こう!!」。丁度、テレビ収録の公演になっていて、12月17日放送の中で、新居浜LCの方の笑い声も聞こえたぐらい大爆笑の公演でした。
 
 吉本新喜劇ですっかり新居浜の生活を忘れた12名一行は、ホテルにチェックイン後夕食会場へ。神戸の夕食は、美味しいしゃぶしゃぶ料理店。さすがお店ご紹介が新田久司さんだけあって食事をしながら神戸の夜景が一望できるお部屋でした。
 
 土岐計一会長の音頭で乾杯で美味しいお酒が入り、ビールに日本酒、焼酎とワインも、飲み放題メニューなんか気にせずお店にある種類の殆ど、ヒレ酒もツギ酒も出てきて明るいくらげの会メンバーの夜が深まります。2次会では、次々にマイクを持ちはじめ楽しい夜も最高潮。あとは、思うままに酒に酔わされるまま、女性に溺れるままメンバーばらばらで、神戸の夜が過ぎていくのです。私は、深夜のカレーラーメンを美味しくいただきました。
 
 2日めは9時出発で神戸市立須磨海浜水族園で、海の生き物の学習をしました。爽やかな須磨の海風が私たちの二日酔いの臭いを拭い去ってくれます。昼食は、これまた神野雄太さんご紹介の「神戸プレジール」で美味しい神戸牛のせいろ蒸し料理に、やっぱりビールから始まって、日本酒は冷酒も熱燗も、芋の焼酎とワインも出て来ました。
 
 満足です。もう満足です。次の旅行はいつなのか楽しみでたまりません。幹事役をして頂いた永易明洋さん、会長の土岐計一さん本当にありがとうございました。
 
 家に帰って、新聞で私の今日の運勢を観ると、最高に愛される日とありました。会の皆さんと愛を深められた素晴らしい旅行でした。
 
 
 

 
 

日時:平成27年1月31日(土)~2月1日(日)    場所:別府温泉・臼杵
 
 
                                  くらげの会  松浦一雄
 今回の「くらげの会」の旅行は、別府でのんびりと温泉に浸かり、 臼杵で心ゆくまでフグをいただく旅でした。
 参加者は、土岐計一会長、世話役の永易明洋さん、宇野博文さん、岡田費治さん、神野裕太さん、高橋在錫さん、檜垣孝志さん、それと私の「くらげの会」のフルメンバー8匹でした。
  
 まだ明けきらない7時に新居浜駅に集合して、早めに駅の跨線橋を渡り、2番ホームで7時24分発の石鎚103号を待ちました。2番ホームでは早速缶ビールと、前夜に永易家でジップロックのビニール袋に仕分けされた、心のこもったおつまみが全員に配られました。
 ここで神野さんが一言、「酒と女は2号まで」。この一言が今回の旅で何度出てきたことか、酒の2号までを守れたのは、たぶん、高橋さんだけでしょう。
  
 電車は松山駅で気動車宇和海7号に乗り換え9時53分に八幡浜駅につきました。フェリーの出航時間まで23分しかありません。八幡浜駅にはタクシーが1台しかいなくて、少し慌てました。
 宇和島運輸フェリーの「えひめ」は、積載能力:乗用車?算150台を積載できる、総トン数2、486トンの船で、帰りに乗った「さくら」は、乗用車換算150台を積載できる2,334トンの船でした。乗船すると意外に乗客が多いのに驚きました。
  
 船に乗った8匹のクラゲは、二等船室でさっそく車座を作り、永易さんがこまめに調達してくれるお摘みで、2時間50分の船旅を宴会にして盛り上がりました。 神野さんの出発時の一言も忘れ、勧め上手な字野さんにすっかり飲まされた桧垣さんと私などはこの時点で出来上がってしまいました。 別府港はジャンボタクシーに迎えられ、昼食に活魚回転寿し『水天』で美味しい寿司と大分の地酒 『西の関』 をいただきました。
  
 昼食のあとは温泉を目指して、ストレートに旅亭『松葉屋』に向かいました。鎌倉時代から歴史を誇る別府の観海寺温泉は、飲用もできる別府八湯の中でも最もクリアな温泉で、月の想大浴場ほか、脱衣場側からロックして『入浴中』の札を掲げる薬師の湯、無垢の湯、うさぎの湯、夫婦(めおと)の湯の四つの貸切りの温泉もありました。五浴場とも制覇したのは、多分、土岐さん、檜垣さん、岡田さんくらいかな。風呂でのんびりくつろいだあとは、早めの宴会の始まりです。紙面の都合で、お品書きの詳細は割愛しますが、高橋さんが満足されたであろう大分県の二人のマドンナも加わって、心いくまで食べて飲みました。 マドンナからレンガ通りでお待ちしていますとの誘いがありましたが、お酒が一番強いはずの岡田さんが、神野さんの「酒と女は2号まで」 を守ったのか、明日のふぐ料理のために自制されたのか、ブレーキ役を勤めていただきました。
  
 翌朝はビールも控えめにして、ジャンボタクシーに乗って高速を走り、臼杵ICからR217を通って、臼杵市したのえ美崎にある川口屋旅館別亭『久楽』でふぐ料理に舌鼓を打ちました。少し肉厚のテッサの写真を掲載します。よそで飲むことは困難な自子酒もいただきました。白子も、肝もいただきました。大変満足のいくふぐ料理でした。
  
 ここから後は、一路新居浜を目指して帰路につきました。旅行プランを立てていただいた土岐さん、道中メンバーの面倒を快く見ていただいた永易さん、豊かな旅に仕上げていただいた五匹のクラゲの皆様に感謝致します。
 
 
 



 
日時:平成26年1月17日(日)~19日    場所:夕日が浦・岩井温泉
 
 
            くらげの会紀行  <京都タ日が浦・鳥取岩井温泉の旅>
                              くらげの会  檜 垣 孝 志(文責)
  
 今日は1月l7日、あれからもう19年の歳月が流れたのだと思いながら、タクシーに乗り新居浜駅に着きました。
  未だ誰も着ていないのだが。今回の「くらげの会」紀行はタ日が浦・岩井温泉の旅、2泊3日の旅程であり、参加メンバーは土岐会長,岡田賢さん・松浦さん、宇野さん・世話役の永易さんと私の総勢6匹のくらげです。一体どのような旅になるのかなと思いながら皆さんを待っていると一人一人駅に到着してきました。目的地が京都の北部と鳥取ですので、夫々完璧な冬支度で荷物も多く、私なども普段は着ない冬物の下着他、ホッカイローまで持参した次第です。
 そうこうしていると、9:17 「しおかぜ10号」 が入ってきて、いよいよ「くらげの会」 の旅の出発です。
 
 車窓は天気も良く、取り敢えず電車の中では日程の確認やこれからの温泉宿のことなど、取り留めのない話題で直に岡山に着きました。
 岡山からは新幹線ひかりで京都までです。ようやく、ひかりの車内で旅の無事を祈りビールで乾杯です。 旅の安全と楽しく過ごせることを祈念しました。一 杯やっていると直に京都、これからは特急きのさきで豊岡までです。京都でビール、つまみの仕入れに永易さんが忙しそうです。永易さんご苦労様です。やはり一杯やってると直に豊岡です。温泉まではもう一息です。
 
 北近畿タンゴ鉄道で木津温泉l6:46に着きました。今夜の宿は、タ日が浦温泉郷一望館です。日本海の美しい眺望を背景に、美食と美湯の始まりです。早々温泉へ。ここの温泉は無色透明のアルカリ性単純温泉で「美入の場」 としても知られている上質の天然温泉です。湯温はやや温めですが心地よい気分で満足という満ち足りた心になりました。いよいよ初日の夜の宴席です。
 
 風呂上りの一杯ですね・・・。今宵はカニ三昧です。メニューだけお教えいたします。造り船盛りカニ刺し・ボイルガニ一杯・焼きガニ・カニちり鍋・カニ天ぶら・カニ雑炊他です。甲羅酒を飲みながらの宴会です。盛り上がります。後はご想像通りです。無事旅の一日を終えました。就寝前にもう一度温泉へ、さぞかし今宵は素敵な眠りでしょう。
 
 翌朝、温泉宿の定番みんなで朝場に入り、朝食ビールで一杯、きょうも楽しい一日が始まりそうです。木津温泉駅からタンゴ鉄道で豊岡へ。その先は城崎温泉、浜坂で途中下車して、浜坂で海の幸で昼食を取り、え~勿論ビールと地潤を飲み、もう酔っています。岩美に着き、いなば温泉郷岩井温泉の岩井屋に15:00到着です。
 
 少々早いのですが、その分湯にたっぷりと入りました。ここの湯もアルカリ温泉で、全国秘湯クラブに入っている素睛しい温泉です。タ食は昨夜のカニ三昧から海鮮三味に変わり、鳥取美女二人も加わり盛り上がったと言えば盛り上がったかな(?)タ食の宴席が終わって部屋に帰ってもその余韻は続き更に飲み方は続きます。そろそろ寝る時間です、就程時間解かりません。
 
 翌朝、朝場にたっぷりと入り朝食を取り、岩美駅へ。外は雪景色、真っ白です。岩美駅の大きな桜の木々のかなり太い枝が何本も折れています。土地の人の話だと「雪折れ」と請う事です。この雪折れで折れた枝を頂いて、玄関などに飾ると春には同じように咲くということです。「雪折れ桜」春を迎えて一度だけ命を咲かすのですね。雪国らしい、雪国の春のロマンを感じます。
 
 電車は鳥取に着き、乗り換えて特急スーパーいなばで岡山に向かいます。車窓は雪、電車は雪空と吹雪の中を走っていきます。佐用までは雪、雪空、吹雪ですが、峠を越すと青空が雲の間から見え出して、もう直ぐ岡山です。 冬の季節は山陰と山陽では峠を境にこれ程違うのだと実感しましたし峠を越えると、そこは正に雪国なのです。
 
 さあ、これからは特急しおかぜで四国新居浜への帰路のみで、京都・山陰の2泊3日のくらげの会の旅もいよいよ終りです。車内では来年のくらげの会の旅先も決まったようです。全員の旅の無事とこの紀行のほんの一部だけですが報告して筆を終えます。