冬季YCE派遣生 青野桜子さんイタリアへ

期間:平成29年12月17日〜 平成30年1月7日まで  派遣先:イタリア 
                                            L青野泰介 長女 大学3年生 
パリのキャンプで ヴィットリオ2世記念堂 ホストファミリーAntonioさん
 冬季派遣生でイタリアに行って       青野桜子
 
 私は2017年12月17日から2018年1月7日までの22日間、ライオンズのYCE冬季派遣生としてイタリアに行かせていただきました。12月17日昼過ぎに羽田空港から出発し、約13時間のフライトを経てイタリアのローマ空港に到着しました。
 
 私のスケジュールは、12月18日から21日までローマで第一ホストファミリーと滞在、22日から30日までバリでYCE冬季派遣生全員でのキャンプ、31日から1月6日までミラノで第二ホストファミリーとの滞在でした。
 
 第一ホストファミリーはAntonio夫妻で、私たちが深夜に到着したにもかかわらず空港まで迎えにきてくださり、家で手作りのシフォンケーキをふるまってくれました。このケーキを食べた時にやっと緊張がほぐれた気がします。Antonio夫妻は毎日私にたくさんのハグとキスをくださいました。
 
 イタリアで初めて会ったのがこの夫妻で、初めて食べたのがこのシフォンケーキでよかったです。トレヴィの泉、コロッセオ、ティボリ、バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂など毎日地下鉄や車に乗って旅しました。万歩計が2万歩を記録したことも...。カルボナーラはローマが発祥だそうで、日本より太くてコシのある麺とブラックペッパーが特徴的でした。
 ローマを存分に堪能したところでバリのキャンプへ。羽田空港で知り合った仲間と再会し、イタリアの様々な地区に派遣されたみんなのお土産話が聞けました。YCEキャンプには様々な国の派遣生が参加しており、マテーラ、グラヴィーナ、ナポリ、ポンペイなどを訪れました。みんなで特大ピザを頬張って、このキャンプを私は一生忘れません。
 
 今度はミラノへ。賑やかだったキャンプから一変、一人になってしまった寂しさはKulka夫妻と娘さんのCamillaのおかげで一瞬にして吹き飛びました。
ドゥオモ、コモ、ベニスを訪れました。Camillaのクラスメイトとの新年のカウントダウンは、今までのどの大晦日よりも輝いていました。
 200枚だった私の写真フォルダは、この22日間で3000枚に。新しい家族もたくさんできました。行きたいところに全部行って、数え切れないほどの文化や知識を吸収して、毎日何かに驚いて、イタリアを去る時には涙が止まりませんでした。
 
 私をイタリアに派遣して貴重な経験をさせてくださった新居浜ライオンズクラブの皆さん、Antonio夫妻、Kulka夫妻とCamilla、バリキャンプで私たちのサポートをしてくださったイタリアのライオンズクラブのみなさん、私と関わってくださった全ての方々、本当にありがとうございました。