テーマ「健康について」 

「健康と食について」  斉藤 陽二朗
 
 健康と食について、健康とは?食とは?なんだろう?二つの言葉とも巷にありふれた言葉ではありますが、そんなに深く考えたことがあるでしょうか?
 
 健康という言葉は、本来、健体康心のことで、健全な体に安らかな心が伴ってはじめて健康という意味を表しています。
 
 この健体康心を略して私たちは健康という言葉を使ってるのです。これは体と心の両方のバランスが大切です。
 
 単に肉体的に健康なだけでなく、毎日を明るく楽しく生きるという精神的な面の健康も加わって、始めて本当の「健康」といえます。
 
 "さてどうすれば,健康になれるのでしょうか?"
そこで大切なのが体の健康を支える毎日の食事です。
 
 昔から医食同源と言う教えがあります、日頃からバランスの取れた美味しい食事をとることで病気を予防し、治療しようとする考え方です。
 
 体に良い物をとることで健康となり安定した生活が送れるのです。しかしその食材の質が今、世界的に問題視されています。
 
 最近の統計学では富裕層ほど、バランスの良い食事を採っているのがわかっています。野菜、肉、穀物類などのバランスが良く野菜を多く採っているのです。
 
 逆に貧困層ほど穀物類の摂取量が多くなり、肉と野菜の摂取量が少なく偏った食事をしています。
 
 これは何を表しているかと言いますと、貧困層ほど栄養不足に陥りやすく病気になるリスクが高いということを表しています。
 
 それに加えて貧困層ほど、安くて危険な輸入食材を知らずしらず購入しているのです。その危険食材の代表とされるのが、アジアの大国で生産された、生野菜、加工食品、冷凍食品などです。
 
 安い輸入食材の中には、体に危険を及ぼす物が多く含まれています。それが今問題になっている、中国製危険食材です。
 
 例えば、殺虫剤、除草剤漬けの生野菜、成長剤で大きくなり爆発するトマトや西瓜、プラスティック米を混ぜ、工業用ラードで艶を出したお米病気にならないように抗生剤たっぷりの飼料漬けの豚肉や鶏肉、加工食品に至っては何が入っているかわからないと言われています。
 
 こういった日本向け輸出用の食材は中国人も食べません。中国の富裕層は日本のお米を食べ日本の無農薬野菜を食べているのです。
 
 色々と長くはなりましたが、現代は飽食の時代ではありますが、四季折々の旬を食することが健康の原点になると言えるのではないでしょうか。

やっぱり旬の物を食べ、季節を感じることですね。