テーマ「こんなことになりました」 

「50肩に付き合った一年半」 松浦 一雄
 
 一昨年の11月に突然両肩が、いわゆる「五十肩」になり、もうすぐ1年半になります。
 〇〇整形外科に、週3回、ひと月に13回通院し、4月18日で覚えやすい222回の病院通いになりました。たくさんの方が五十肩を経験されていると思いますので、五十肩の症状については割愛しますが、ひとつだけ、ロキソニンなどの胃薬と一緒に飲む痛み止めは長期にわたって使用しないほうがいいということをお伝えします。副作用とそれ以外の悪影響が現れます。
 
 ロキソニンを15ヶ月、毎日3錠服用しました。その結果、胃と大腸が壊れました。胃は内科で治療を受けることになり、大腸は肛門科のお世話になることになりました。これはロキソニンの副作用と思っています。
 頭を流れる血管の壁を通り抜けて、薬が脳に届くことはありませんので、以下に述べることはロキソニンの副作用とは申しませんが、五十肩と、その治療で弱った臓器から脳へ送られる情報伝達物質のせいで、この1年半で随分年をとったと思います。
 
@なにをやるのもめんどくさいと思うようになりました。届くメールも毎日は読みません。
A記憶力が極端に落ちました。朝食べたものを思い出すのに、台所に行って、使った食器を確認しないと思い出せません。
B根気がなくなりました。電気製品の取扱説明書が読みきれません。
C短気になりました。TVやラジオに向かって怒鳴っている自分をしょっち  ゅう見かけます。
@〜Cの症状は誰にもあることで年のせいかもしれませんが、この1年半で極端に早く進みました。
 
 薬の説明書には、どんな薬も脳に副作用があるとは書いてありません。たまたま私が、長期にわたってロキソニンを服用した結果の話ですが、自分の体験から、強い薬が体のどこかに副作用を及ぼした場合、二次的に脳にも悪いと思います。今回はロキソニンについて書く事になりましたが、世の中にある薬は、半面、毒ですよ。お互い、気をつけましょう。