「シニアの甲子園で全国制覇」
 村上 博昭  
 五十歳以上の選手が出場する「第七回全日本シニア軟式野球選手権大会」が十月二十日より三日間にわたり、倉敷マスカットスタジアムを中心に全国から二十二チームが参加して行われました。
我が新居浜フィフティーズは今回で四度目の出場でしたが、初戦で大会初勝利を飾るとそのまま勢いに乗りなんと全五試合で一失点という戦いぶりで見事全国制覇の快挙を成し遂げました。
試合結果は次のとおり
 一回戦 札幌迷球会五〇    一対〇
 二回戦 倉敷シニアクラブ    一対〇
 準々決勝 氏家OBS(栃木)   三対一
 準決勝  広島クラブ       一対〇
 決勝   DADAこうづき(岡山) 二対〇
私は、今大会初参加でしたが二回戦以降二日間で四連投という今までにない経験をしました。
 
 
 
 普通なら絶対に投げられる状態ではないのですがこれには訳がありました。五十歳以上の大会ということで主催者のご厚意で各球場にトレーナー、鍼灸医を数名づつ配置し、針治療、マッサージ、アイシング、テーピング等完璧なケアーのお陰だったのです。ともあれ野球を始めて高校時代に夏の甲子園、秋の国体の準優勝以来なんとか日本一という目標で今までにいろんな全国大会に挑戦してきましたが、遂に日本一をつかみとりました。


平均年齢五十八歳の我がチームですが、本当に皆さんの元気さ、食欲の旺盛さには驚かされます。(回転寿司を一人で三十皿という人も何人もいます)
こんなチームの今後の目標は連覇です。二月から練習も始まるようですが、チームでは一番の新人なので今年は全試合投げるつもりで頑張りたいと思います。